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2月29日(金)


 昨日28日の日記は不逞者の軽いイタズラで、1日先に掲載するものをわざとはやく掲載してみた。

 そして昨日は、各種様々な鳥たちが復讐を胸に誓って旋回しながらその時を待っているような店に行った。これを特殊なフィルターを通して読むと、鶏肉専門店に食事に行ったということである。

 不逞者は鶏肉が好きである。なるべくなら1番にしたいくらい鶏肉が好きだ。むろん消防車やブルドーザよりも鶏肉のほうが好きなのだ。

 そこで不逞者は健啖ぶりを発揮すべく、いつだったかに行った鶏肉専門店を再び訪問したのだった。

 しかし不逞者のような人相の悪い者は、店の隅っこにワラをしいてみかん箱をテーブル替わりに素手で喰べさせられるのだった。食事にありつけるだけで上等だった。

 嘘である。
 テーブルについて、割り箸で皿やテーブルの角をかちゃかちゃ叩きながらバラバラになった鶏肉が運ばれてくるのを待った。

 厨房の奥では「こら、待て! おい、バイト。そっちからおさえろ!」という声が響き、その3秒後にはこの世のものとは思えない鳴き声が轟くはずだった。

 鶏の断末魔の声がもれているとも知らず、店員さんはにこにこしているのだった。

「いまお作りしてますので、もう少々、お待ちください」

 と、にこにこしながら言うはずだった。

 料理を運ぶ人は、飛び散った血液を手でこすったり唾液をつけてのばしたりしながらごまかして運んでくるはずだった。

「おい、バイト! 厨房にペンキなんて置いとくんじゃねえ」

 と、バイトに厳しくあたったりしてごまかすはずだった。

 不逞者は震えながら店員の視線を気にしないようにしつつ、美味しそうな表情で喰べなければならなかった。

 そうしないと伝票の数字に細工されてしまうそうだったからだった。

カテゴリ:日常
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しゃも軍鶏
卍男 # 2008/02/29

わたしはよく、伝票に細工を施します。
モンブラン # 2008/03/01

鶏肉は美味しいです
でも、鶏が走る姿には恐怖を感じてしまう

阿霞 # 2008/03/01

ノー。そんなに立派なものじゃなかった。いや、あったかな。
不逞者 # 2008/03/01

君が背中に「悪徳」というタトゥーを入れた伝説の店員だったのか。
不逞者 # 2008/03/01

あ、それはありますね。足が細いの躰が大きいですし。なんだかバランスが悪いですね。
不逞者 # 2008/03/01

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Author:不逞者
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